Yokohama, DOG RESCUE「YDR」

迷子犬を保護したら、、、  

 迷子犬が付いてきた、庭に入ってきた、等々。運が良く、迷子犬を保護していただきましたら、以下の説明をご参考にしていただき、安全に、飼い主に返還して上げて下さい。  

まず、、、  一般の方が保護できたような犬は、その殆どが「飼い犬が飼い主から離れてしまった迷子」です。 YDRには、一年間に3000件程度の保護の報告やアドバイスを求める問い合わせが寄せられますが、その約8-9割りは、適切な行動をしていただいて、飼い主に帰還させる事が出来ています。
 都市部、農村部で若干の違いはありますが、その割合はあまり変わりがありません。

 日本人は、犬の管理方法については自然体とでも言うのでしょうか、いい加減で、迷子札や鑑札を装着している犬は大変少ないのですが、捨ているという行為は、皆様が思われている程、多くはありません。
 捨て犬と迷子の違いは、その状況や犬種、年齢で大体の察知が付きますが、皆様が一番間違いを犯すのは、老犬で汚い犬は捨て犬だろう、、という第一印象です。老犬まで飼っていた人が、急に遺棄することは殆どありません。段ボール箱に入っていた子犬、ドックフードと手紙が付いて公園に繋がれていた、、等と、確実に遺棄されたと判断できる以外は、まず、迷子と思ってください。

 ただし、保健所などの行政は、飼い主探しには協力的ではなく、全く当てになりません。
 飼い主が届け出を出しているのに記帳もしていない、記載していても「雑種、オス、茶色」程度しか情報がなく、性別を間違えていることすらあります。また、電話での応対も横柄ですので、しつこく食い下がってください。
 行政の無責任さと無関心から、年間何万頭もの迷子が、飼い主不明という理由で殺処分されています。この点が一番重要です。  

1,保護した犬の安全を確保する事

 環境が変わり、知らない人物に拘束されるのですから、逃げ出す可能性が非常に高いものです。 何処に歩いてきたのかも分からなくなっている犬ですから、保護した場所から連れてこられたら、保護場所からの逃走は死を招きます。
 首輪をキツク締め直す、係留はクサリを使い、ドアや門の開閉に気を付け、庭から逃走できる穴を塞ぐ、首輪に迷子札やテープで電話番号を付ける等々の対処を冷静に行ってください。    

2,飼い主探しの方法

@ まずは、その犬の特長を観察し、メモにまとめてください。良く犬が分からない方は、近所の犬好きが必ず住んでいますから、協力をお願いしてみてください。保護した経緯、性別、犬の特長、性別、年齢、首輪などの装着物の色・材質・劣化の程度、等々。

A 極端に体調が思わしくない限り、直ぐに獣医師の診察を受ける必要もありません。

B 上記のメモを元に、保護した周辺半径5キロ程度にある保健所全てと動物管理センターに電話を行い、特長などを説明し、飼い主からの届けが出ていないかを、確認してもらう。なお、重要な点であるが、電話口に出た担当の名前を最初に聞き,メモする事。説明し、担当が記帳した犬の特長を担当に復唱させ、正確に書かれているかを確認する事。

C 後日、連絡がない場合には範囲を広げて保健所に当たり、また、Bで連絡した保健所にも再度飼い主からの届け出がないか確認をする。これそ、数日後毎に繰り返す。

(注)保健所同士の、横の連絡はありません。飼い主が住んでいる他の保健所に届けていても、貴方の住んでいる保健所が異なれば、分かりません。

3,保健所への電話連絡だけで飼い主が出てこない場合には

 保健所へ電話連絡しても、飼い主から届け出が出ていない場合や、これだけ周到に行っても保健所の照合ミスで、飼い主に連絡が付かない場合が多い。電話連絡だけで飼い主に戻れるケースは、半分程度しか無いので、以下の方法を使って、より詳しく探してみてください。 

@顔と全身の特長が良く解る写真を、明るい場所で撮影する

 (後に、お見合い写真として使えるように、公園の花壇の前だとかで美しく見えるように撮影すると便利です、、、)   A @の写真を貼り付けたポスターに特長、保護場所、性別、連絡先その他、、を記載し、カラーコピーをコンビニ等で行って、必要部数だけ作成する。  

B 保護場所から半径5キロ以内の地域の全ての保健所、及び動物管理センターに、上記のポスターを郵送し、飼い主からの届け出との照合調査を依頼する。

 ただし、ポスターを送付しただけでは動かない行政も多いことから、手紙を添付し、照合期間も放浪が長いと思われる場合には、数ヶ月から一年程度の適切な期間を指定して古い届け出も照合するように、具体的に依頼する事。また、結果をFAXや電話で連絡を呉れるように、書き添える事。

C 数日後、保健所からの連絡は殆どないと思いますので、こちらから電話で連絡を入れ、結果を聞く。

 このときに、TELに出て応対した担当者の名前を聞き、メモする。話しても、郵送したポスターについて分からなかった、、等の、いい加減な場合には、しつこく、台帳に記載してあるのか?どの期間を照合したのか?似たような犬は届け出されていないのか?等々、執拗に食い下がらないと、なかなか十分な照合は行わないので、十分に注意する事。

D 上記Cを、数日ごとに行う。

E 保護した場所を中心に、人目に付く場所(バス停、コンビニ前、駅周辺、町内会の掲示板など)に、上記のポスターを掲示する。地域の特性や犬がどの程度のパニック状態で飼い主から走り去ったか、、等で範囲は異なりますが、出来るだけ広範囲に掲示して下さい。  

【注】 Yokohama,DOG RESCUE が都市部でポスターを掲示する場合には、半径3-5キロの地域を漏れなく、300メートルのマス目(メッシュ)の交点にそれぞれ掲示します。また、犬の良く集まる公園などがあれば、その場所も漏らさずに掲示します。

 老犬が雷鳴などパニックに陥って遠方まで走ったと想像できる時、近郊で隣町までが離れている場所等の場合には、より広範囲の地域に、メッシュを広めにとって掲示する。  飼い主自身でなくとも、近所の知り合いが気が付くことが多い。

●ポスターの例

●メッシュの例

F犬に健康上の特長がある場合(手術痕、治療が必要の病気で治療中 等)があれば、ポスターを周辺の動物病院に送付し、院長にカルテとの確認をお願いし、且つ、待合室に掲示してもらう。

 以上の方法で大半は飼い主が出てくると思います。

 なお、飼い主が名乗り出てきた場合には、以下を行ってください。

@ 住所などを確認できる証明書と犬の写真などを持参して、飼い主本人である事を確認する事。

A 犬を引き渡す前に、逃走した理由などを聞き出し、二度と起こらないように改善をお願いする。  

B 犬と飼い主と一緒の写真を撮影しておく。

 なお、飼い主の捜索方法が良く解らない場合には、YDRまで状況を詳しくお知らせいただければ、アドバイスを行いますので、遠慮なく、メールにてお問い合わせ下さい。

 

Yokohama, DOG RESCUE「YDR」

北浦清人

Yokohama, DOG RESCUE|横浜ドックレスキュー


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